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2015年5月 6日 (水)

モーレツ社員

 モーレツ社員

 そんなのは昭和の時代から存在しました。
 いま、それがブラック企業と呼ばれる。

 そもそも日本の雇用形態はブラック企業なのです。
 従業員自身がモーレツ社員になることを夢見る。

 会社に帰属することをアイデンティティとする日本型雇用では、
 必然的に、会社と自分を同一視し、会社の為にモーレツに働く。
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 ブラック企業2 「虐待型管理」の真相
 今野晴貴(NPO法人代表)
 文春新書

 P57

 ユニクロの新卒3年以内離職率は、多いときで5割を超えていたほどで、それは大きく報道されていた。だが、それを知っているはずの学生も、学生向けの企業説明会を聞くと「世界で素晴らしい事業を展開していて、感動して涙が出た」というばかり。また、見学する銀座店の様子は華々しく、「勝ち上がる」という野心を若者に植え付けるのには十分だ。「ブラックだ」という噂が多少あっても、「自分は大丈夫」「自分を信じているから」「自分の目で確かめたから」といった「殺し文句」で自分自身を煽りたてていくのである。

 P59

 さらに言うのなら、これには「騙されている」という表現は当てはまらない。今の学生たちにとって、「死ぬほど働いている人」「仕事に命を懸けている人」は「かっこいい」というモードが、間違いなく存在する。

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