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2015年8月24日 (月)

アパート経営のリスク

 判例雑誌は、
 異常な社会の縮図。

 アパート経営のリスクは、
 変わり者を入居させてしまうこと。
 こういう居住者がいたら、全員が退去してしまう。

 月額家賃18万5000円だから、それなりの賃貸物件。

 で、「ウンチ」事件の裁判の結果は、

 1 明け渡し請求は棄却。
 2 9万2880円の損害賠償と、
 3 弁護士費用1万円を認める。

 こんな事件にも被告代理人が付く。
 この居住者、これからも住み続けるのだろうか。
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 東京地裁平成27年2月24日判決
 判例時報 No.2260 平成27年8月11日号

 Yは、妻と子(平成19年11月生)とともに居住していた。子は、平成26年4月4日ないしそれ以前に、本件マンション内の他の建物部分のドアにマニキュアを付け、廊下で大便を漏らし、竹輪、納豆ご飯を放置することがあった。原告は、本件マンション内に監視カメラを設置し、前記4月4日、子が前記行為を行ったことを確認した。

 本判決は、解除の効力については、子が当時6歳であったこと、行為の内容・程度等により信頼関係が破壊されたとまではいえないとし、解除の効力を否定し、監督義務者の責任については、子の各行為が不法行為を構成するとした上、Yらが子に対し、共用部分に他人の嫌がる物を置いたり、他人が居住する部屋の扉に落書きをしないよう、教育・指導をすべき義務を負っており、監督者としての義務を懈怠していたとし、9万2880円の損害、弁護士費用1万円を認め、明渡請求等を棄却し、損害賠償請求を一部認容した。

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