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2018年5月17日 (木)

特定財産承継遺言という造語

 民法相続編の改正で登場した
 「特定財産承継遺言」という造語。

 何だろうと思ったのですが、
 「相続させる遺言」と一致する概念と思える。

 なぜ、
 わざわざ造語をする意味があるのだろうか。

 公証人が発明した「相続させる」という言葉を、
 そのまま利用することはできなかったのだろうか。
 ―――――――――――
 第1014条(特定財産に関する遺言の執行)

 2 遺産の分割の方法の指定として遺産に属する特定の財産を共同相続人の1人又は数人に承継させる旨の遺言(以下「特定財産承継遺言」という。)があったときは、遺言執行者は、当該共同相続人が第899条の2第1項に規定する対抗要件を備えるために必要な行為をすることができる。
 ―――――――――――

 会社法や、
 法人税法の組織再編税制にも、
 大量の造語が登場しましたが、

 自然後ではなく、造語で議論する法律は、不出来な法律だと思う。
 造語を覚えなくては、理解できない法律になってしまう。

 適格組織再編などという造語を利用せず、、
 「簿価承継を認める組織行為」と自然語で説明したら、
 よほど、分かりやすく親しみやすい法律になったと思う。

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