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2018年11月14日 (水)

長銀の破綻の必然性

 長銀破綻の必然性が語られます。
 この時代を経験した者には読み応えが有ります。
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 バブルが崩壊した直後の1991年時点で、関連ノンバンクなどに対する長銀の貸し出し残高は1兆円を超えていました。さらに問題はこれらの会社の営業貸付金で、そのほとんどすべてが不動産担保融資であり、グループ企業全体では5兆円近い営業貸付金が、不動産の価格変動リスクを抱えていました。

 それに加え、原因としては、関連会社のトップが本体の役員を務めあげた大先輩たちで、スタッフが苦言を呈することがはばかられる風土がありました。また、各社の本業の収益で事態を改善できるという期待もありました。たとえば日本リースはオリックスに次ぐ規模のリース会社で、いずれ上場しようかという勢いもあったので、ある程度経営の自主性を認めざるを得なかったのです。

 https://web.smartnews.com/articles/foBFWjS8WTD
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 景気後退でも、
 バブル崩壊でも無く、
 日本株式会社型の管理不能組織が必然性の原因。

 悪意ではなく、
 善意が破綻の原因。
 それを悪意で分析するから教訓にならない。

 多くの失敗の原因は、
 自分を直視できない善意から生じるのです。

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