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2019年11月28日 (木)

山の麓に住む狸

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 毎月5億円が流出する大塚家具の超危機的状況
 2019年11月28日 09時15分 PRESIDENT Online

 大塚家具が極度の不振から抜け出せずにいる。11月14日に発表された決算では、売上高が前年同期比23.2%と大きく落ち込んだ。店舗経営コンサルタントの佐藤昌司氏は「現預金の減少スピードが著しく、来年の春までに尽きる可能性がある。お家騒動から4年がたった今も悪化したイメージが回復せず、厳しい状況にある」と分析する。
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 私は、これを予想していた。
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 続々・税理士のための百箇条
 27 山を造る人、麓に住む狸

 大戸屋の創業者一族と経営者の対立が報道されている。
 大塚家具の創業者と娘の争いもマスコミを騒がせた。

 大会社の内紛であり、各々が自分の主張をマスコミに流すのだから、部外者に真実が判定できるはずはない。しかし、経営者の相談に応じてきた立場からすれば、これは狸の勘違いだろう。

 仮に、上場会社だったとしても、大きな山を造った創業者は尊敬すべきであって、その山の麓に住む狸は、創業者を批判することはできても、否定することはできない。狸は、山を造った人達がいるからこそ麓に住むことができたのだ。

 大きな事業を造り上げた事業家には、その大きさに比例した欠点を持つことが多い。私の付き合った人達の多くは、大きな事業を起ち上げながら、それを自ら壊してしまう人達が多かった。そして、欠点が出現すると、当然、不平不満がでて、ときには創業者を裏切る人達が登場する。各々の人生を抱えた人達だから、自分の利益のために行動するのは当然だろう。しかし、山を造った創業者を、その山の麓に住む狸が否定することはできない。

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